UAE、CH-47F購入承認
自衛隊もCH-47は非常に古いヘリで1961年に初飛行しました。米軍ではA型に改修を続けて利用していたりと何かと長寿ですが今後も長寿記録の更新に拍車がかかりそうです。Defense NewsによるとUAEは最新型のCH-47Fを10機約8億3030万ドルで購入することを承認しました。
詳細:
1機あたり8300万ドル、日本円ですとおよそ90億円くらいで2016年度に自衛隊が6機調達した時の調達価格は1機66億くらいだったはずなので、日本がライセンスしている価格よりも高いということになります。因みに2016年度から日本のCH-47JAもF型相当になっています。話を戻すとUAEは2017年から合計約105億ドルからなる巨額の軍事兵器の販売をアメリカに要求しており、今回の購入はその一環ということになります。
因みにこの販売要求は今回で10回目。UAEはF-16E型を世界で唯一保有している珍しい国でもあります。ただし、色々買ってはいるものの陸軍においてはアメリカ製兵器の導入はMRAPなどの一部に留まり、多くはフランスなどの欧州兵器が中心となっております。因みに海軍はエジプトから買ったり、自国製だったりと導入国を分散してリスク回避を行なっているようです。
最後にCH-47の購入はまだUAEの兵器購入の一部に過ぎず、これから全体としてどのような兵器を購入するかこれからの数年間は注目していきたいです。