よろず夜話

軍事や自衛隊を多めにしつつ色々な話をするブログ。話の正確性は6割ほど、力を抜いた話ができるようにしたいです。アイコンは陸上自衛隊HPより引用

コロナウイルスから見えること

コロナウイルス以外のニュースが大して流れることがなくなり、ネタがあんまり考えられない状態になっている管理人です。

 

今回はそのコロナウイルスから見えることをほんの少しだけ書こうかと思います。

ご存知の通り、コロナウイルスの猛威はアジアからヨーロッパの方に移りつつあり、中国の感染者数とそれ以外の国の感染者数が逆転したというニュースが流れました。

www3.nhk.or.jp

特にイタリアで脅威となっており、致死率も他国よりもかなり高い水準になっております。

一方、我が国はクルーズ船において初期対応の不備を指摘されましたがその後は急激な感染は起こらず、今では中国を除いた国の中では感染者数は10位を下回るほどにペースは遅いものになりました。

 

結果論ですが、日本の施策は概ね間違いではなかったのではないでしょうか。今も不満が散見する全国の一斉休校ですが、足立区での家庭内の感染が発生する以上、発症なしでも保菌者(ウイルスなのに保菌なのが不思議)になるので学校教員の感染クラスタが発生すると社会的な影響が大きなものになります。実際に群馬県や大阪では保育士が感染し、利用者間で不安感が醸成されたという話を聞いたこともあり子供が関連する施設での影響は大人のそれとは異なるのかなと。

また、感染者が発生した場合には濃厚接触者も隔離せねばならず、少子化とはいえ多くの人がいる学校では対象者が多くなりすぎて病院がパンクするのではないのないかと思われます。。

社会人も大規模な感染を防ぐためにテレワークや時間をずらした通勤時間の設定を促すなど、多くの人が密閉された空間にいることを避ける取り組みをしています。これは単純な職場の云々以外に満員電車を減らすことに貢献しています。あいにく、私は東京に今はいないので東京のラッシュがどうなっているのかは存じませんが自分の住んでいる地域では少なからず効果はあったと思われます。

ちなみに強制的に満員電車を制限した場合には駅に乗せられなかった乗客が溜まり、却って感染を生み出す可能性もあり制限の強制は避けているのもよかったのではないかと思います。そして論議される移動制限ですが、憲法には移動の自由が存在する以上むやみに行うのは前例がない以上躊躇されて然るものなのかと思われます。

 

少し説明不足ではありますが今回はこのくらいで